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株式会社アイデアログ 代表取締役社長 大野 敦之

株式会社アイデアログ 
代表取締役社長

大野 敦之

Atsushi Ono

良い会社とはどのような会社か?

2013年1月、株式会社アイデアログを創業。
周囲から「良い会社だね」と言われるような会社にしたいという思いを込め、「仲間に愛される会社をつくる」という経営理念を掲げしました。

創業間もなくスタートした主力サービス「会場ベストサーチ(法人・団体専用のイベント会場検索サイト)」は順調は成長し、創業から7年連続増収増益。毎年目標達成し、社員旅行でハワイに行ったり、定期的な飲み会を重ねる楽しい日々を過ごしていました。

「このチームならもっと事業を成長させられる!」

そんな自信満々の私の前に立ちはだかったのが新型コロナウイルス蔓延に伴う世界危機。
2020年2月を境に、大きな利益を生み出していた事業は大きな赤字を生み出す事業に変わっていきました。

増え続ける赤字・・・。
社員の退職・・・。
溢れ出る組織の問題・・・。

「仲間に愛される会社をつくる」という経営理念は簡単に崩壊してしまったのです。

コロナで変わった私自身の思い

世の中を見渡すと、コロナ禍で一気に事業を転換し、V字回復させる敏腕経営者が沢山いました。
その反面、いつになっても効果的な打ち手を出せない自分。

自分自身の経営能力の低さを再認識すると共に、大した規模の会社でもないのに、慢心してしまっていた自分に気付くことができました。

自分自身も会社も変わらなければいけない。

そもそも、自分自身は今の規模の会社で本当に満足しているのか?
本当はもっと社会にインパクトがあるサービスを生み出したいのではないか?

そもそも「良い会社」「仲間に愛される会社」とはどんな会社だろうか?
社員が「良い会社だ」と言ってくれればそれでよいのだろうか?

新型コロナウイルスをキッカケに「会社の意義」から考え直しました。

「世の中から求められる会社とはどのような会社か?」
「どうすれば危機に強い会社にできるのか?」

何ヶ月も悩み続けて辿り着いた答えは以下の2つでした。

強い会社の条件

01 多くのファンを抱えていること

ファンが多いということは、それだけ世の中に感動・喜びを与えてきた証拠です。
熱狂的ファンが多い会社ほど事業が安定することは誰しも理解できるでしょう。

(1)良いサービスを提供し続けることで顧客がアイデアログのファンになり、
(2)顧客(ファン)が多いサービスに関わる取引先がアイデアログのファンになり、
(3)顧客(ファン)や取引先(ファン)から喜ばれる会社に所属する社員や社員の家族がアイデアログのファンになる。

こんなスパイラルを作り出すことができれば、どんなピンチも乗り越えられる会社になると考えました。

02 社員が仕事を楽しんでいること

「業績が良い会社は雰囲気が良く、業績が悪い会社は雰囲気が悪い」
この事実も否定する人はいないでしょう。

私の古巣のリクルートも永続的に成長を続けている会社ですが、楽しそうに働く社員が多い会社でした。
決して仕事が楽な訳ではありませんが、目標達成に向けて仲間と切磋琢磨することで得られる「達成感」は何事にも代えがたい「仕事の楽しさ」だったと思います。

「努力は夢中に勝てない」といいますが、正確には
(1)努力を続ける。
(2)結果が出て、達成感を感じる。
(3)達成感により仕事が楽しくなり夢中になる。
というのが正しい流れでしょう。

様々なチャレンジができる環境と、そのチャレンジを賞賛する文化を作り上げることで強い会社が出来上がるとのだと考えています。

新たな経営理念「ファンを増やす」

多くのファン(FAN)を抱える会社にしたい!
そして、社員が達成感を通して「仕事が楽しい(FUN)」を言える会社にしたい!

そんな思いを込めて、経営理念を「ファンを増やす」と定義しました。

この先アイデアログでやり遂げていく具体的な「ミッション・バリュー・組織方針」については以下のページを見ていただければと思います。
ミッション・バリュー・組織方針:https://idealog.co.jp/company/mission/

アイデアログのファン(FAN)を増やし、社員の楽しい(FUN)を増やす。このスパイラルを生み出すことができれば、世の中から求めらる危機に強い会社になると確信しています。まずは全社員一丸となって「周囲がファンになる取り組み」を続けることで、世の中から愛される会社を作り上げていきます。

株式会社アイデアログ 代表取締役社長

大野 敦之